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  1. 05 都市環境
  2. 0502 建築
  3. 0502b 学位論文
  4. 修士論文
  5. 2018(平成30年度)

公開空地における周辺環境との関係性に基づく建築的操作の分析及び設計提案

http://hdl.handle.net/10748/00011164
http://hdl.handle.net/10748/00011164
3d612a12-1c1f-45ab-81ba-ff4a21a989d6
名前 / ファイル ライセンス アクション
T01925-001.pdf T01925-001.pdf (64.4 MB)
Item type 学位論文 / Thesis or Dissertation(1)
公開日 2019-12-03
タイトル
タイトル 公開空地における周辺環境との関係性に基づく建築的操作の分析及び設計提案
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec
資源タイプ thesis
著者 川俣, 洸介

× 川俣, 洸介

川俣, 洸介

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著者(ヨミ) カワマタ, コウスケ

× カワマタ, コウスケ

WEKO 24645

カワマタ, コウスケ

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 経済発展や人口増加に伴い、都心部の過密化が進行しオープンスペースの不足が問題視された。そうした問題を背景に、敷地内に誰でも自由に通行又は利用が可能な空間である公開空地を設ける建築計画に対して容積率等の規制緩和を図る「総合設計制度」等の制度が生まれ、都心部に数多くの公開空地が設けられた。公開空地は公園や広場として都市環境の改善に寄与してきただけではなく、建物内の情報や活動が表出し、都市に新たな発見、交流を生むといった都市と建築を繋ぐ中間領域としての可能性を秘めており、都市に不可欠な空間である。しかし実際には、都市への公共的貢献を目的としたはずの公開空地が、用途や目的が不明瞭な為に、誰にも使われないデットスペースと化してしまっている事例が多々見られる。本来私有地である敷地内の空間を都市の公共空間として開放する事は容易ではなく、敷地内建築の利用環境を維持する事と、誰でも自由に利用でき周辺環境に寄与する公開空地を整備する事を両立する事は難しい。その為、都市と建築の両者にとってより良い公開空地のあり方を明らかにする必要がある。そこで本研究では、都市と建築という公開空地の周辺環境の観点から公開空地の分析、考察を行い、より良い公開空地の設計手法を明らかにし、設計提案を行う事で、今後の都心部における公開空地の設計手法に関する知見を得る事を目的とする。本論文は、以下に示す7つの章で構成される。第1章では、公開空地の役割とその背景となる制度について論じ、現状の課題と本研究の目的を明らかにした。第2章では、研究対象とする事例を選定し、それらの空間的特徴や年代、敷地内建築の用途等を比較する事でその傾向を分析した。研究対象は、日本において過密化が進む東京都都心部の5区(「中央区」「千代田区」「港区」「新宿区」「渋谷区」)に位置し、都市開発諸制度(「特定街区」「高度利用地区」「総合設計制度」「再開発等促進区を定める地区計画」)及び「都市再生特別地区」の制度を用いて設けられた公開空地の中から、建築雑誌「新建築」に掲載され公開空地について言及されている55事例を選定した。次に公開空地の空間的特徴を、内外の違いや機能の違いによって6種類(「屋外通路型」「屋外広場型」「半屋外通路型」「半屋外広場型」「屋内通路型」「屋内広場型」)に分類を行い、それらの空間的特徴や年代、敷地内建築の用途等の比較を行った。比較の結果、公開空地の空間的特徴としては、屋外型(「屋外通路型」「屋外広場型」)の公開空地が多く、屋内型(「屋内通路型」「屋内広場型」)の公開空地が他の分類と比べ最も少ない。しかし年代毎の比較を加えると、年々屋内型の事例が増えており空間の多様性が増えている。次に敷地内建築の用途の観点で比較すると、敷地内建築の用途が多いほど複数の分類空間が見られた。従って多用途な複合施設ほど、多様な空間的特徴を持つ公開空地が整備されていると言える。第3章では、公開空地の空間構成とその隣接する敷地内建築、敷地周辺の要素との関係を分析し、周辺環境を考慮した公開空地の設計コンセプトの考察を行った。前章で示した研究対象から特徴的な周辺環境との関係性を持つ事例を取り上げ、建築雑誌「新建築」の記述を基に調査、分析を行い、公開空地の空間構成や周辺環境との関係性に纏わる設計コンセプトのキーワードの抽出、分類を行った。その結果、駅や公園、周辺建物といった周辺施設と繋ぐ、敷地内の建物の活動を表出させるといった「連続的に繋ぐ」、通りに賑わいの核をつくる、都市に緑を設けるといった「拠点を生む」、落ち着きを生み出す、建物との調和を生み出すといった「領域性を高める」の3つの設計コンセプトに分類する事ができた。第4章では、第3章で得られた周辺環境を考慮した公開空地の設計コンセプトを基に、詳細な設計手法を分析した。研究対象とした55事例の公開空地において現地調査を行い、3章で得られた分類(「連続的に繋ぐ」「拠点を生む」「領域性を高める」)に該当する具体的な建築操作を、第2章で定義した公開空地の空間分類別に抽出した。その後抽出した操作を分類、分析を行う事で、「連続的に繋ぐ」からは「通行動線の補助」、「視覚的抜けを生む」等の手法、「拠点を生む」からは「活動を誘発する装置」、「ランドマークの形成」等の手法、「領域性を高める」からは「周辺環境の制御」、「機能・領域の整理」等の手法を導き出す事ができ、3つのコンセプトから計11種類の設計手法を導いた。第5章では、設計手法の有効性を確認する為、代表的な事例を対象に、公開空地を利用する利用者の行為と公開空地の配置構成、建築的操作の関係の分析、考察を行った。調査は多くの空間的特徴と特徴的な周辺環境との関係性を持つ事例とし、平日と休日別に3つの時間帯(12時、15時、18時頃)の利用者の行為を調査した。調査結果から利用者の行為や建築的操作の分布を図面上に表し、利用者の特定の行為とその場所で行われている建築操作との関係性を明らかにした。第6章では、実在する敷地を対象に公開空地と付随する建築の低層部の設計提案を行った。敷地はオフィス街でありながら駅や公園、学校が存在し、周辺環境に様々な要素や異なる利用者が混在する場所を選定した。周辺環境の様々な要素に配慮しながら内部の建築にとってもよりよい関係性を築く公開空地を新たに提案し、設計手法の有効性を示した。第7章では、本研究で行った分析・設計提案について総括と展望を示し、周辺環境に対する今後の公開空地のあり方や役割を提示した。
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 首都大学東京, 2019-03-25, 修士(工学)
書誌情報 p. 1-68, 発行日 2019-03-25
著者版フラグ
出版タイプ AM
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa
学位名
学位名 修士(工学)
学位授与機関
学位授与機関名 首都大学東京
学位授与年月日
学位授与年月日 2019-03-25
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Ver.1 2023-06-19 16:09:47.412763
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