@misc{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:00006894, author = {サワ, コウタ and 澤, 広太}, month = {Mar}, note = {【はじめに】姿勢制御への介入方法として片側へ坐骨下ウェッジを麻痺側に挿入することで座位保持を可能とすることが報告されているが,垂直認知が坐骨下ウェッジ上でのトレーニングの前後によって変化し得るのかは不明である.【目的】本研究の目的は脳血管障害患者に対する麻痺側への坐骨下ウェッジによるトレーニングとして最大側方傾斜トレーニング課題が垂直認知,座位バランスにどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることとした.【方法】対象は脳血管障害患者479例のうち選択基準と除外基準を満たした18例とした.主要評価項目はSPV,SPV開眼(SPV-EO),垂直認知判断時の座面圧を評価した.介入方法は麻痺側に坐骨下ウェッジを用い,体幹の最大側方傾斜トレーニングを閉眼にて60回,0.5Hzにて行った.ウェッジ介入前後と麻痺側へのウェッジの有無と課題前後を2要因とした一般線型モデルにおける反復測定法を用い,2元配置分散分析を行った.【結果】課題トレーニング前後の傾斜方向性については交互作用を認めず,主効果においても認めなかった.傾斜動揺性は,W条件で交互作用を認め(p<0.01),課題前後として時間に単純主効果を認めた(p