@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:00005714, author = {長嶋, 文雄 and 鈴木, 浩平 and 熊谷, 良雄 and 吉井, 博明 and 塩野, 計司 and 上野, 淳 and 小坂, 俊吉 and 太田, 雅子 and 望月, 利男}, journal = {総合都市研究}, month = {}, note = {このシンポジウムの目的は、1997年度から二カ年にわたり実施している「都市型地震災害の実態と復興に関する総合的研究」の二つの研究班の一つである“直下地震の被災のメカニズムと被害対応"に関する研究班の各メンバーの、これまでの研究成果を相互に理解し、最終的とりまとめのゴールに向けて認識を共有化する事にある。この拡大研究会とも命名した会は学内外の約30名の研究者の参加を得て実施した。前半の約3時間は学内外の研究員を中心とする8名の講演者による話題提供の形式をとった。即ち、(1)土木構造物(交通系)の被害と対応:長嶋文雄(本学工学研究科)、2) 産業施設の被害と対応:鈴木浩平(同)、(3) 地震火災と避難:熊谷良雄(筑波大社会工学系)、(4)ライフラインの被害と対応―情報系の影響―:吉井博明(文教大情報学部)、(5) ライフラインの被害と対応―供給系の影響―:塩野計司(長岡高専環境都市工学科)、(6) 避難所の運営と被害:上野淳(本学工学研究科)、(7)災害弱者への対応:小坂俊吉(同)、(8) 日赤の緊急医療対応の実態:太田雅子(日赤岡山病院看護婦長)である。残りの時間はほぼ全てパネルディスカッションに費やし、活発な意見・情報交換を実施した。なお、この小文はシンポジウムの要約・まとめであり、筆者の責任においでほぼ全ての発言をリライトするとともに筆者の見解を加えてとりまとめた。理由は講演者等が『大都市と直下の地震―阪神・淡路大震災の教訓と東京の直下の地震―、都市研究叢書15』及び『総合都市研究68号』の執筆者であり、詳細はそのいずれかあるいは両者を参照できるからである。ただし(8) の太田氏の講演とパネルディスカッションは、その事に該当しないため発言内容をほぼ全面的に記述した。なお本研究の開始に先立つ1995年12月刊行の『総合都市研究第57号特集阪神・淡路大震災(その1)』も本日の発言者の多くが執筆しており、大いに参考に供せられよう。シンポジウムにおける講演(発言)・議論は主として1995年兵庫県南部地震級の直下地震が東京を中心とする大都市で発生する事を想定し、阪神・淡路大震災の実態とその教訓などに基づく緊急対応のあり方に論点を絞った。その結果、本研究で今日までに解った事、行政等へ提言すべき事、残された課題をある程度整理できた。以下に、それらを要約すると共に議論のプロセスを記述し、共同研究のとりまとめ方を考究するための参考に供する。, postprint}, pages = {175--201}, title = {都市研究所共同研究III シンポジウム(第1回) : 直下地震の被災のメカニズムと緊急対応}, volume = {68}, year = {1999} }