@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:00000323, author = {Okada, Emiko and 岡田, 英己子}, issue = {26}, journal = {人文学報. 社会福祉学}, month = {Mar}, note = {1980年代のドイツ女性史・社会福祉(社会事業)史では「母性」言説が強調される傾向があった。それは日本では平塚らいてうに代表される母性主義フェミニズムのイメージと重なり、1990年代以降のドイツ女性史/ジェンダー史研究に影響を与え、現在に至る。これをふまえて本稿では、ドイッ・フェミニズム穏健派の特徴とされる母性主義・精神的母性のフェミニズム論を、社会事業史が扱う場合の留意点と展望を述べる。先行研究の分析素材の関係で、研究ノートの性格に留まる。「母性主義的社会事業理論」の枠組みを先行させる結果、「母性主義的フェミニズム」の陥穽に嵌り込む経緯を概観し、次いでA.ザロモンやH.ランゲの運動戦略を紹介し、「意味の多義性や複層性」を内包するフェミニズム論を社会事業・教育論に位置づけるための歴史研究の方向を示す。, postprinnt}, pages = {19--41}, title = {ドイツ女性史におけるフェミニズムと母性 : 新たなジレンマ?}, year = {2010} }