@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:00002457, author = {矢部, 辰男}, issue = {35}, journal = {小笠原研究年報}, month = {May}, note = {屋外で得たクマネズミ(Rattus rattus)の主に胃内容物の観察から、種子の形態と被食散布の関係を検討した。その結果、①種子が可食部分であるスズメノコビエ(Paspalum scrobiculatum)やトクサバモクマオウ(Casuarina equisetifolia)では一部の種子がかみ砕かれず、②果皮などの種子周辺組織が可食部分であるナス科(Solanaceae)、ハチジョウグワ(Morus kagayamae)、クサトケイソウ(Passiflora foetida)ではすべての種子がかみ砕かれない状態で胃内に見いだされた。したがって、嚥下されやすい形態であれば、種子周辺組織が可食部分である場合には被食散布されやすく、また、種子が可食部分であってもそしゃく漏れの種子が散布されると推測される。}, pages = {17--22}, title = {種子の形態とクマネズミによる被食散布との関係}, year = {2012} }