@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:02000094, author = {長沼, 葉月 and Naganuma, Hazuki}, journal = {人文学報, 社会福祉学, THE JOURNAL OF SOCIAL SCIENCE AND HUMANITIES (JIMBUN GAKUHO)}, month = {Mar}, note = {【目的】本研究は、公立小中学校の養護教諭を対象に調査を行い、精神疾患のある親の元で暮らす子ども(COPMI)の数、子どもや家庭のニーズ、学校での支援実態、今後さらに必要な支援を検討することを目的とする。【方法】A県の公立小中学校1229校の養護教諭を対象とする質問紙調査を2016年10月から11月に行い、468校から回答を得た(38.1%)。COPMIの数および支援の実際、COPMI事例の世帯構成、親の精神疾患の種別、子どもや世帯のニーズ、連携機関を尋ねた。【結果】COPMIは児童生徒数の0%~15.3%に分布しており、平均では1.5%であった。学級数が少ないほどその割合は高かった。小学生のニーズでは生活上の困難や遅刻・欠席が、中学生では欠席や不登校、または心身の不調の訴えが挙げられた。学校での支援は子どもとの信頼関係を土台とし、基本的な日常生活についての支援、友人関係づくりの支援、登校支援などが挙げられた。家庭に対しては関係づくりの取り組みの他、親へのケア、他の親族との関係構築等であった。【考察】ヤングケアラー支援の充実に加え、精神疾患特有の課題に対する支援の必要性について論じた。}, pages = {65--80}, title = {精神疾患のある親の元で暮らす児童生徒のニーズと支援 : 養護教諭を対象とする調査から}, volume = {39}, year = {2023} }