@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:02000090, author = {新行内, 博 and 佐々木, 哲朗}, journal = {小笠原研究年報}, month = {Jun}, note = {小笠原の河川には在来種として固有種のオガサワラカワニナが生息している。近年、父島の河川には外来種であるヌノメカワニナが侵入していることが報告され、しだいにその侵入範囲を広げていることが確認されている。東京都立小笠原高校自然保護研究会ではこの現象について、長谷川と屏風谷の2河川について継続的に定点観測を実施した。長谷川では2017~2019年、屏風谷では2019~2022年に月に1度の定点調査を行った。その結果、長谷川では渇水がヌノメカワニナへの置き換わりを助長したことが示唆された。屏風谷では、大量降雨が中流域へのヌノメカワニナの侵入を助長し、逆に冬の低水温がヌノメカワニナの個体数を減少させることが示唆された。}, pages = {37--45}, title = {小笠原諸島父島の2河川におけるオガサワラカワニナの個体数変動とヌノメカワニナの侵入状況}, volume = {46}, year = {2023} }