@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:02000087, author = {須貝, 杏子 and 佐藤, 隆人}, journal = {小笠原研究年報}, month = {Jun}, note = {牧野標本館などの複数の植物標本データベースの標本画像415点を用いて、シロダモ属のフェノロジー調査を行った。小笠原で採取された標本は、11~ 1月にのみ開花していた。小笠原には固有種のオガサワラシロダモと広域分布種のキンショクダモが生育するとされているが、1分類群だけである可能性が考えられる。今後の遺伝解析・形態観察・開花期調査により、分類の再検討が必要である。小笠原以外においては、秋~冬に開花のピークがあり、春~夏にも低頻度で開花が見られた。開花期でシロダモとキンショクダモの変種間を識別できるとする従来の見解に疑問が生じた。今後の年間を通した野外での開花期調査と形態観察が期待される。}, pages = {17--23}, title = {標本観察によるシロダモ属のフェノロジー調査}, volume = {46}, year = {2023} }