@article{oai:tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp:02000083, author = {松山, 洋}, journal = {小笠原研究年報}, month = {Jun}, note = {Kanno & Matsuyama(2021)の研究経緯について、その端緒から結末まで詳しく述べた。この英語論文では、母島の村民会館にある大関文庫を用いて、中央気象台父島測候所が設立された1906年以前の父島(大村)における降水量を推定した。当時の気象観測は扇浦で行なわれていたため、まず、扇浦浄水場と気象庁父島気象観測所の季節降水量(4~7月、8~11月、12~3月)の関係を求めた。次に、大関文庫中の記録から1906年以前の大村の季節降水量を推定したところ、19世紀末は降水量が少なかったことが分かった。従来の研究では、第二次世界大戦以降の年降水量が戦前より少なくなっていることが指摘されていたが、これは単調的な変化ではなく、100年スケールで降水量が変動している可能性が示唆された。}, pages = {45--62}, title = {母島 大関文庫を用いた父島の降水量の復元 : Kanno & Matsuyama(2021)の舞台裏}, volume = {45}, year = {2022} }